有田眼科

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2018.02.23

白内障手術へのこだわり「白内障手術ガイドシステム、多焦点眼内レンズ」

白内障手術ガイドシステムVERION(ベリオン)
当院は県内でも数少ない白内障手術ガイドシステムVERION(ベリオン)を導入している施設です。これにより白内障手術の乱視矯正をより高い精度で行うことが可能になります。


VERIONの概要
VERIONは以下の3つのパーツから構成されています
・Image構築   Measurement Module(メジャメント・モジュール)

・Plan作成    Vision Planner(ビジョン・プランナー)

・Guide表示   Digital Maker(デジタル・マーカー)


上記の測定を実施している際に、高解像度のデジタル画像を撮影し、患者様特有の強膜血管、輪部と虹彩の特徴を捉えています。撮影は正確性を期すため、約千回行われます。これらの、いわゆる各患眼固有の「認証」を行うことで、術中の眼球の動きをトラッキングでき、創口作成、前嚢切開、IOL固定時に"GUIDE"表示を行うことができます。


VERIONリファレンス・ユニットの一部であるビジョン・プランナーで、眼内レンズ度数計算やトーリック眼内レンズ・SIA・角膜孤状切開等による乱視矯正プランニングをすることができます。


顕微鏡外付けモニタとMID(Microscope Integrated Display、顕微鏡に設置するオーバーレイシステム)で仰臥位による眼球回旋や術中の眼の動きをトラッキングし、術前に計画した切開位置・前嚢切開位置・IOL中心固定位置・トーリックIOL軸を顕微鏡下とモニタに表示することができます。


多焦点眼内レンズ
白内障手術時に眼内に入れるレンズは、これまで単焦点の眼内レンズのみ使用されていました。しかし、単焦点の眼内レンズを使用した場合、白内障手術後は調節機能がなくなるために焦点(ピント)が1点のみとなります。例えば遠くに焦点が合っている場合には近用の老眼鏡が必要となり、近年普及しているスマートフォンなどの画面を見る際に必ず眼鏡が必要になります。 
この欠点を補うために登場したのが多焦点眼内レンズで、遠近両用眼鏡と理論的には同じで、遠近距離に焦点を合わせることできます。
当院では、見え方の特徴の異なる数種類の多焦点眼内レンズの中から患者様のライフスタイルに合わせて眼内レンズの選択を行っています。屈折型や回折型多焦点眼内レンズに加え、乱視用多焦点眼内レンズなど国内で認可されている全ての多焦点眼内レンズを取り扱っております。詳しくは担当医・スタッフにご相談ください。


  
 
 
2017年に国内発売されたアメリカのAMO社の最新型の多焦点眼内レンズ(通称:シンフォニー)です。焦点拡張型(Extended Depth of Focus:EDOF)と呼ばれるタイプの多焦点眼内レンズです。アクリル製のこの眼内レンズの特徴は、色収差を補正することで従来の回折型多焦点眼内レンズに比べて、コントラスト感度の低下を軽減し、レンズ光学部の回折溝の形状、間隔、高さなどを最適化することで焦点深度(ピントの合う幅)を拡張しています。したがって、遠方から中間距離までの見え方がより自然で、コントラスト感度の低下が少なく、従来の回折型多焦点眼内レンズよりグレア・ハローを軽減できるため、デスクワーク中心のお仕事や夜間運転の頻度の高い方には適応しやすいレンズです。一方、近方視がやや弱いので、読書が趣味など近方を重視される方には適応しにくい可能性はあります。


アメリカのAMO社の回折型多焦点眼内レンズ(通称:テクニスマルチ)です。アクリル製で、遠くと近くに焦点が合うよう設計されたシングルピースの眼内レンズです。Alcon社のレストアナチュラルと並んで国内でよく選択されている多焦点レンズの一つであり、透明に近い着色薄いレンズのため、他社の着色レンズのような暗い所でのコントラスト感度の低下が少ないと評価されています。しかし、角膜乱視を矯正できないので、強い角膜乱視を有する方では適応しづらい可能性があります。
2016年より近見視の加入度数のバリエーションが増え、近方視力を30cmが焦点中心となる加入度数(+4D)、40cmが焦点中心となる加入度数(+3.25D)、さらには50cmが焦点中心となる加入度数(+2.75D)を選択することができるのが特徴です。
 
 
アメリカのアルコン社の回折型多焦点眼内レンズ(ReSTOR)です。アクリル製で、遠くと近くに焦点が合うよう設計されたレンズです。国内で最もよく選択されている多焦点レンズの一つであり、アポダイゼーションと呼ばれる光学デザインにより瞳孔径が大きくなるほど遠くへの光配分を大きくし、不快なグレア・ハローを軽減します。このレンズの最大の特徴は角膜乱視を同時に矯正できる唯一の多焦点トーリックレンズということです。これまで適応外であった角膜乱視の強い方にも多焦点眼内レンズを適応できるようになりました。 

アイシーは国内で唯一承認されている屈折型の多焦点レンズです。他のレンズとの比較では、アクリル製で遠方の視機能が単焦点眼内レンズに比べて遜色がないとされています。遠方重視の方には、光学的エネルギーロスが少なくコントラスト感度も良好で推奨レンズの一つです。不快なグレア・ハローは他の回析型レンズより軽減しています。中間距離視力も回折型に比べて良好で、コンピュータ作業などのオフィスワークに適しているとされています。しかし、手元の見え方が他のレンズより弱いことがネックです。術後早期から近見視力に限界があり、近用眼鏡の装用が必要になる場合もあります。
 

 

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