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お知らせ・医療ガイド

2020.02.05

治療について

散瞳/無散瞳ハイブリッド眼底カメラ CX-1 導入しました

Canonの【散瞳/無散瞳ハイブリッド眼底カメラ CX-1】を導入致しました。

 

Canon製のデジタル一眼レフカメラの技術と眼底カメラの技術を融合させ、高精細高画質撮影でより質の高い眼底検査ができる…というものです。

眼底検査とは?

瞳孔から入った光が突き当たる眼底内の奥の部分を「眼底」と言います。

 

この眼底部分にある血管・網膜・黄斑・視神経を観察する検査のことです。目の網膜には細かい血管が様々な形で枝分かれしながら走っており、その血管部分に異常がないかを見つける検査です。
細かく繊細な血管部分をより精細で高画質のカメラで検査するということは、血管部分の以上が発見しやすくなるということです。

どういう病気が見つけられるの?

  • 乳頭陥凹拡大
    →緑内障の疑いがある状態です。緑内障治療を始めないと視野が欠けてしまう恐れがあります。
  • 糖尿病網膜症
    →糖尿病が原因で、血管からの出血や血管が詰まるなどの症状が起こり、視力低下に繋がります。
  • 加齢黄斑変性症
    →黄斑部分が加齢と共にダメージを受けて見えづらさの原因となります。
  • 網脈動脈閉塞症
    →網膜に血液を送る動脈の詰まりにより栄養が行き届かず、視野の混濁などにも繋がります。
他にも、眼底検査では様々な病気を発見することができます。

この検査機器は、鮮明な画像でより初期段階で病気を見つけ、早期治療へと繋げる為の検査機器です。

検査装置というのは、患者様が特に意識することはないかもしれませんが、とても重要なものです。
最新の装置を常に使用することで、満足度の高い診察を行っていきたいと思います。
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