Doctor
有田眼科 院長 有田 量一
地域に愛される「有田眼科」
質の高い医療と
患者様への寄り添いを大切に

2017年11月、福岡市中央区小笹に「有田眼科」を開設させていただきました。これまでは、主に大学病院で最先端医療や急性期医療に携わり、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、眼腫瘍、涙道疾患など眼科領域のあらゆる疾患に対応できる臨床力・技術力を習得してきました。また、これまで眼科疾患のメカニズムや病態解明の研究を行うことで、基礎医学的な観点から病気の本質を考えた治療を行うスキルと習慣を身につけることができました。開院後も新しい技術や最新機器を導入することで、常に技術や設備のアップデートを行っていくように心がけています。
当院では、「患者様に寄り添う」ことを最も大切にしています。「もし自分が同じ病気になった場合、どのような検査や説明・治療をしてもらいたいだろうか?」と自問自答しながら診療するようにしています。「眼の病気がないかしっかり調べて欲しい」「仕事が忙しいのでなるべく診察間隔をあけて欲しい」「点眼が上手にできないので目薬を多めに処方して欲しい」など、患者様のライフスタイルや要望は様々です。同じ病気を同じように治療するのではなく、コミュニケーションを大事にして、ライフスタイルやニーズにできるかぎり寄り添うことができるような診療を心がけています。
当院の基本理念である「透明性のある医療」を実践するために、患者様がご自身の診察内容や結果を「見る」ことができるようにしています。診察レポートを患者様にお渡しすることで、診療結果をフィードバックし、患者様がご自身の病気や病状を理解していただく手助けになればと思っています。その上で患者様と相談しながら治療を選択していくことが、結果的には最良の結果に繋がるのではないかと考えています。なるべく相談しやすい環境や雰囲気になるように心がけています。
患者様が「有田眼科」から帰られるときに「この病院に来て良かった」と思って頂けるような病院になるように、「有田眼科」ではこれらのことを実践しながら心のこもった診療を行っていきます。
これまでの経験や技術を活かし、質の高い医療を提供することはもちろんのこと、地域の皆様に信頼され、愛される眼科として「患者さまに寄り添える」診療を心がけてまいります。
どうぞお気軽にお越しください。
免許・資格
- 医師免許
- 日本眼科学会専門医
- 医学博士(九州大学)
- 多焦点レンズ先進医療認定医
- AMO社 イントラレーザー認定医
- 水晶体嚢拡張リング認定医
- 緑内障iStent認定医
- 視覚障害者補装具適合判定認定医
- 日本眼科学会屈折矯正手術認定医
- 結核指定医療機関
- AMO社 VISXエキシマレーザー認定医
- 身体障害者福祉法第15条指定医
- ボトックス認定医(眼瞼痙攣、斜視)
- オルソケラトロジー認定医
- 小児慢性特定疾病指定医
- 労災指定医
- 難病指定医
- 羊膜移植認定医
- 被爆者指定医療機関
- 学校医(小笹小学校、友泉中学校)
- 生活保護法等指定医療機関
- 多焦点眼内レンズ選定療養指定医療機関
学会
- 日本眼科学会
- 日本眼腫瘍学会
- 日本臨床眼科学会
- 日本眼形成外科学会
- 日本涙道・涙液学会
- 美容皮膚科カスタマイズ研究会
略歴
- 2003
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九州大学医学部附属病院で眼科医としてキャリアをスタート
九州大学病院で研修医として眼科医のキャリアをスタートしました。研修医の頃は病院に泊まり込んで、とにかく眼科の手術や知識について学ぶ日々を過ごしました。まだ年齢も若く情熱に溢れていたので、何も考えずただひたすらに研鑚を重ねていたのを思い出します。
- 2010
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九州大学大学院機能制御医学(医学博士取得)
約4年間の病棟での手術研修を終えた後、全ての目の病気が今の医学で治るわけではないという医学の壁にぶつかり、大学院に進学することとなりました。特に手術では糖尿病網膜症の治療にあたることが多かったため、大学院では糖尿病網膜症の発症メカニズムや病態解明の研究を行うことになりました。研究成果が認められ、飛び級制度によって3年で大学院を卒業することができ、いくつかの学会賞をいただきました。
- 日本眼科学会学術奨励賞
- 日本糖尿病眼学会福田賞
- 2013
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九州大学医学部附属病院で臨床助教に就任
大学院卒業後は再び病棟に戻り、大学院で行っていた研究を続けながら、病棟主任としてさらなる手術の研鑽を行いました。またこの頃には新しく入ってきたドクターへの教育も行うようになり、研究と教育の両面で後進の指導にあたりました。また、糖尿病網膜症の研究成果が認められ、参天製薬より研究基金をいただきました。
- 参天製薬創業者記念眼科医学研究基金
- 2014
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九州大学医学研究院の次世代医療研究開発講座助教に就任
病棟や外来で手術や診療を行いながら、次世代の医療技術や治療法の開発に取り組みました。この時期には病棟を離れ、手術を行いながら外来診療や研究、教育など多岐にわたるマネージメントを行うようになりました。大学での研究が認められ研究基金をいただきました。
- 学術研究助成基金助成金 若手研究(B)
- 2015
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杉野眼科医院で副院長に就任し、同時に九州大学医学部附属病院眼科 特任助教に就任
教授の退官と合わせて医局を退局し、開業医として手術や診療にあたるようになりました。開業医としての手術や診療は、これまでの大学でのものとは異なるプレッシャーがあり、開業医ならではの配慮や技術が必要であると感じました。また同時に特任助教として大学での診療や研究も続け、学術研究と臨床現場の橋渡し役としての役割を担うことになりました。
- 2017
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有田眼科の院長に就任
これまでの経験を活かし、自分の理想とする医療を実現するために自身のクリニックを開院しました。最新の医療技術を取り入れつつ、患者さんに寄り添った質の高い眼科診療を提供することを目指して、日々の診療や手術に携わりました。多くの方のご尽力のおかげで、外来や手術も軌道にのり、地域の皆様に信頼され、愛される眼科としての一歩を生み出すことができました。
- 2019
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医療法人玖桜会 有田眼科の理事長に就任
手術件数は年間900例を超えるようになり、有田眼科を開院してから5年間で約4000例を超える手術を行う眼科に成長することができました。病院も医療法人として運営するようになり、これまで以上に身を引き締めながら日々の診療にあたるよう心がけています。

講演・学会等活動紹介
講演(2015~)
2015年7月11日 | 大阪 第4回 日本涙道・涙液学会総会 3D内視鏡による涙嚢鼻腔吻合術 |
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2016年9月 | 第31回日本眼窩疾患シンポジウム 涙腺腫瘍に対する歯列固定を利用したナビゲーション手術 |
2017年7月 | フォーサム2017大阪 第6回日本涙道・涙液学会総会 3Dプリンターを活用した涙嚢鼻腔吻合術トレーニング効果の検討 |
2019年9月 | 九大研究会 眼科診療におけるスマホ音声入力システムの活用 |
シンポジウム、特別講演、国際会議等
2011年3月 | 糖尿病動物学会シンポジウム |
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2011年5月 | 日本眼科学会学術奨励賞特別講演 |
2011年12月 | 日本糖尿病眼学会福田賞特別講演 |
2012年12月 | 日本臨床眼科学会シンポジウム |
2013年1月 | 日本眼科手術学会ランチョンセミナー |
2013年10月 | 日本臨床眼科学会シンポジウム |
2014年5月 | The Association for Research in Vision and Ophthalmology |
2017年5月 | 第10回Joint meeting of Korea-China-Japan Ophthalmologists symposium |
2019年9月 | 第30回緑内障学会ランチョンセミナー |
2022年8月 | Cataract Surgery Web Seminar in Kyushu |
学会賞等
2011年5月 | 日本眼科学会学術奨励賞 |
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2011年12月 | 日本糖尿病眼学会福田賞 |
2013年12月 | 参天製薬創業者記念眼科医学研究基金 |
2014年4月 | 学術研究助成基金助成金 若手研究(B) |
2017年10月 | 2017 Ophthalmic Surgery Film Award Educational部門Silver |
2019年10月 | 2019 Ophthalmic Surgery Film Award Educational部門Gold |