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ぶどう膜炎 | 白内障・硝子体混濁・眼圧上昇にも注意 | 有田眼科

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有田眼科 ARITA EYE CLINIC
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UVEITIS / INTRAOCULAR INFLAMMATION

ぶどう膜炎
白内障・硝子体混濁・眼圧上昇にも注意

ぶどう膜炎は、目の中に炎症が起こる病気の総称です。 充血や痛みだけでなく、かすみ、飛蚊症、まぶしさ、 視力低下として現れることがあります。 感染症、全身の免疫異常、眼内悪性リンパ腫など、 治療方法が大きく異なる病気が隠れている場合があるため、 眼圧や眼底まで含めた鑑別診断が重要です。

  • 白内障
  • 硝子体混濁
  • 黄斑浮腫
  • 眼圧上昇・続発緑内障
  • 急性網膜壊死
ぶどう膜炎でみられる虹彩毛様体炎、硝子体混濁、角膜後面沈着物、眼圧上昇を説明する図
ぶどう膜炎では、炎症が起こる場所によって、 充血、かすみ、飛蚊症、角膜後面沈着物、 眼圧上昇などの所見が現れます。

急な視力低下・飛蚊症の急増・視野の影は早めに眼科へ

急性網膜壊死、網膜剥離、眼内炎など、 時間をおかずに検査と治療が必要な病気があります。 診療時間外で症状が強い場合は、 地域の救急医療機関へご相談ください。

092-707-2132
OVERVIEW

ぶどう膜炎とは

ぶどう膜は、虹彩、毛様体、脈絡膜から成り、 目の中でも血管が豊富な組織です。 現在は、ぶどう膜だけでなく、 網膜や硝子体などを含む眼内炎症を広く 「ぶどう膜炎」と呼ぶことがあります。

1

前部ぶどう膜炎

虹彩や毛様体を中心に炎症が起こります。 充血、眼痛、まぶしさ、かすみが現れやすく、 虹彩後癒着や眼圧上昇を伴う場合があります。

2

中間部ぶどう膜炎

硝子体や毛様体扁平部を中心とする炎症です。 飛蚊症やかすみが主症状となり、 黄斑浮腫を合併することがあります。

3

後部ぶどう膜炎

網膜や脈絡膜に炎症が起こります。 中心視力の低下、物のゆがみ、視野異常を生じ、 網膜血管炎や網膜壊死を伴う場合があります。

4

汎ぶどう膜炎

前眼部から硝子体、網膜、脈絡膜まで、 広い範囲に炎症がみられる状態です。 感染症や全身性炎症疾患などで起こります。

「目が赤いだけ」とは限りません

ぶどう膜炎では、赤みが目立たないまま 硝子体混濁、黄斑浮腫、網膜炎が進むことがあります。 反対に、結膜炎、角膜炎、強膜炎、 急性閉塞隅角緑内障などでも、 赤みや眼痛が起こります。 症状だけで病名を決めることはできません。

SYMPTOMS

ぶどう膜炎で現れる主な症状

炎症の場所と程度によって症状は異なります。 片眼だけに起こる場合も、 両眼に起こる場合もあります。

目が赤い・痛い

虹彩毛様体炎では、黒目の周囲を中心に充血し、 目の奥の痛みや圧迫感を生じることがあります。

光がまぶしい

炎症によって虹彩や毛様体が刺激されると、 光を強くまぶしく感じ、 目を開けにくくなる場合があります。

かすむ・見えにくい

前房内の炎症、白内障、硝子体混濁、 黄斑浮腫、網膜炎など、 複数の原因が考えられます。

飛蚊症が増える

硝子体内の炎症細胞や混濁により、 黒い点、糸くず、虫、煙のような影が 見えることがあります。

物がゆがむ

黄斑浮腫や黄斑部の炎症が起こると、 線が曲がる、文字が読みにくい、 中心が見えにくいなどの症状が現れます。

視野に影がある

網膜炎、網膜壊死、網膜剥離、 視神経周囲の炎症などでは、 視野の一部が欠けることがあります。

次の症状は通常の予約を待たず、早めにご相談ください

  • 数時間から数日で急に見えにくくなった
  • 飛蚊症が突然増えた
  • 光が走る、稲妻のように見える
  • 視野にカーテンや黒い影が現れた
  • 強い眼痛や頭痛がある
  • 眼痛とともに吐き気がある
  • 黒目が白く濁って見える
  • 目の手術や注射後に痛みと視力低下が出た
  • 帯状疱疹の後に目が赤く見えにくい
  • 免疫を抑える治療中に急な症状が出た
CAUSES & DIFFERENTIAL DIAGNOSIS

ぶどう膜炎の原因と鑑別診断

「ぶどう膜炎」という名称だけでは 治療方法は決まりません。 感染性か非感染性か、 腫瘍などが炎症に似た所見を示す 仮面症候群ではないかを確認する必要があります。

分類・疾患 主な特徴 確認する手がかり 診療上の注意
サルコイドーシス 全身に肉芽腫性の炎症が起こる病気です。 眼底所見、胸部画像、呼吸器症状、 皮膚症状、血液検査などを確認します。 眼科所見だけでなく、 全身の病変を確認することが重要です。
フォークト・小柳・原田病 両眼の脈絡膜に炎症が起こり、 網膜の下に液体がたまることがあります。 頭痛、耳鳴り、聴覚症状、 皮膚や毛髪の変化などを確認します。 早期に十分な全身治療が 必要になることがあります。
ベーチェット病 再発性の眼炎症や網膜血管炎を 生じることがあります。 口内炎、陰部潰瘍、 皮膚症状、関節症状を確認します。 再発による網膜障害を防ぐため、 全身治療が必要になる場合があります。
HLA-B27関連前部ぶどう膜炎 急性の片眼性前部ぶどう膜炎を 繰り返すことがあります。 腰痛、関節痛、乾癬、 炎症性腸疾患の有無を確認します。 関節症状がある場合は、 内科や整形外科との連携を検討します。
ヘルペス性虹彩毛様体炎 単純ヘルペスや 水痘帯状疱疹ウイルスなどが関係します。 片眼性、眼圧上昇、角膜病変、 虹彩萎縮、皮疹の既往などを確認します。 抗ウイルス治療が必要なため、 非感染性炎症との区別が重要です。
急性網膜壊死 主にヘルペスウイルスによる、 急速に進行する壊死性網膜炎です。 網膜周辺部の壊死、 閉塞性網膜血管炎、 硝子体炎などを確認します。 緊急性が高く、 抗ウイルス治療や専門的治療が必要です。
眼トキソプラズマ症 トキソプラズマ原虫による 網脈絡膜炎です。 眼底の白色病変、 過去の瘢痕、硝子体炎を確認します。 病変の位置、活動性、 免疫状態を考慮して治療します。
細菌性・真菌性眼内炎 手術、眼内注射、外傷、 全身感染などに関連して起こります。 急激な視力低下、強い眼痛、 前房蓄膿、硝子体混濁などを確認します。 緊急の眼内注射や 硝子体手術が必要になることがあります。
結核・梅毒など 全身感染症に伴って 眼内炎症が起こる場合があります。 血液検査、胸部画像、 感染機会、全身症状を確認します。 原因となる感染症の治療と 眼炎症の管理を並行して行います。
薬剤・治療関連 一部の薬剤や免疫治療に伴って 眼内炎症が生じる場合があります。 症状が出た時期と薬剤開始時期、 左右差、全身の副作用を確認します。 自己判断で薬を中止せず、 処方医と眼科医が相談して判断します。
眼内悪性リンパ腫など 腫瘍性疾患がぶどう膜炎に似た 所見を示すことがあります。 高齢発症、治療抵抗性、再発、 網膜下病変、神経症状などを確認します。 眼内液検査や画像検査、 専門医療機関での精査が必要になる場合があります。
強膜炎・角膜炎 目の赤み、眼痛、まぶしさなど、 ぶどう膜炎に似た症状が出ます。 炎症の深さ、角膜染色、 強膜血管、前房内炎症を確認します。 感染性角膜炎では、 ステロイドのみの治療で悪化する場合があります。
急性閉塞隅角緑内障 強い眼痛、頭痛、吐き気、 急な視力低下を生じます。 眼圧、角膜浮腫、 前房深度、隅角を確認します。 速やかな眼圧下降治療が必要です。
網膜裂孔・網膜剥離 飛蚊症、光が走る症状、 視野の影が現れます。 散瞳眼底検査で 網膜周辺部まで確認します。 ぶどう膜炎とは別の眼底疾患が 症状の原因となっていることがあります。
原因を特定できないもの 検査時点では原因が 分からない場合があります。 再発の仕方、経過、 新しい眼所見や全身症状を確認します。 経過中に診断が明らかになることがあるため、 継続的な再評価が必要です。

診断では「感染性かどうか」の確認が重要です

非感染性ぶどう膜炎では、 ステロイド薬や免疫を調整する治療が必要になることがあります。 一方、細菌、ウイルス、真菌などによる感染性ぶどう膜炎では、 原因となる病原体への治療が必要です。

感染症を十分に検討せずに 免疫を抑える治療だけを行うと、 病状が悪化する可能性があります。 眼所見、発症経過、全身状態、手術歴、 服薬歴を含めて鑑別します。

ACUTE RETINAL NECROSIS

急性網膜壊死は緊急性の高い感染性ぶどう膜炎です

急性網膜壊死は、主に単純ヘルペスウイルスや 水痘帯状疱疹ウイルスなどによって、 網膜に急速な炎症と壊死が起こる病気です。 進行すると網膜剥離を合併し、 重い視力障害につながることがあります。

主な症状・所見

  • 急な視力低下や強いかすみ
  • 飛蚊症の急な増加
  • 眼痛や充血
  • 視野の一部が欠ける
  • 網膜周辺部から広がる壊死性病変
  • 閉塞性網膜血管炎
  • 強い硝子体炎

なぜ早い治療が必要か

網膜の病変が短期間に広がり、 網膜裂孔や網膜剥離を合併することがあります。 反対眼に病変が起こることにも注意が必要です。

眼底所見に加え、必要に応じて 眼内液を用いたウイルス検査を行い、 抗ウイルス薬による治療を検討します。 入院治療や高次医療機関との連携が 必要になる場合があります。

急性網膜壊死を「疲れ目」や「普通の飛蚊症」と判断しないでください

飛蚊症が急に増えた、視力が急に落ちた、 視野に影が出た、眼痛や充血を伴う場合は、 網膜周辺部まで確認する散瞳眼底検査が必要です。

COMPLICATIONS

ぶどう膜炎で注意したい合併症

炎症の種類、強さ、罹患期間、再発回数によって、 水晶体、硝子体、黄斑、網膜、視神経などに 影響が残ることがあります。

白内障

慢性的な眼内炎症や、 治療に使用するステロイド薬の影響などにより、 水晶体の濁りが進むことがあります。

白内障手術を検討する場合は、 炎症が落ち着いているか、 黄斑、網膜、視神経に別の問題がないかを 確認して手術時期を判断します。

硝子体混濁

炎症細胞や蛋白成分が硝子体に増えると、 霧や煙がかかったように見えたり、 飛蚊症が増えたりします。

炎症が落ち着いても強い混濁が残る場合や、 診断のため眼内組織の確認が必要な場合には、 硝子体手術を検討することがあります。

黄斑浮腫

網膜の中心である黄斑に水分がたまると、 視力低下、かすみ、物のゆがみが起こります。

視力表だけでは分かりにくい場合があるため、 OCTで網膜の厚みや液体貯留を確認します。

虹彩後癒着

炎症によって虹彩が水晶体に癒着すると、 瞳孔の形が不整になり、 房水の流れが妨げられる場合があります。

続発緑内障

炎症、虹彩の癒着、 ステロイド薬への反応などにより眼圧が上がり、 視神経障害と視野欠損が進むことがあります。

網膜壊死・網膜剥離

急性網膜壊死などでは網膜が傷み、 網膜裂孔や網膜剥離を生じることがあります。 迅速な診断と治療が必要です。

画像所見だけで原因疾患を確定することはできません。 症状、経過、眼圧、前眼部所見、眼底所見、 全身検査などを組み合わせて診断します。

INTRAOCULAR PRESSURE

眼圧が高い状態を放置しないことが大切です

ぶどう膜炎では、炎症による房水流出障害、 虹彩の癒着、ステロイド薬への反応などによって、 眼圧が上昇することがあります。

眼圧上昇と緑内障は同じではありません

一時的に眼圧が高くても、 直ちに緑内障と診断されるわけではありません。

しかし、高い眼圧が続いて視神経が障害されると、 続発緑内障となり、 元に戻らない視野障害や視力障害を 残すことがあります。

  • 眼圧の高さと変化
  • 視神経乳頭の状態
  • OCTによる神経線維層評価
  • 視野検査
  • 隅角の炎症や癒着
  • 使用中のステロイド薬

眼圧を下げる治療の選択肢

病状に応じて、 眼圧下降点眼薬、内服薬などで 眼圧を下げます。

有田眼科では緑内障診療として、 点眼治療、レーザー治療、手術治療を 病型や進行度に応じて検討しています。

ただし、ぶどう膜炎に伴う眼圧上昇では、 炎症の活動性、虹彩の癒着、隅角の状態、 白内障の有無、過去の手術歴によって、 適切な治療方法が異なります。

非常に高い眼圧では緊急治療や 緑内障手術が必要になることがあります

強い眼痛、頭痛、吐き気、 急なかすみや視力低下を伴う場合は、 速やかに眼圧を下げる必要があります。

点眼薬や内服薬などで十分な眼圧下降が得られず、 視神経障害が進む危険が高い場合には、 レーザー治療や緑内障手術を検討することがあります。 実際の適応と術式は診察と検査の結果から判断します。

炎症だけでなく眼底疾患が隠れていることもあります

かすみ、飛蚊症、視力低下、物のゆがみは、 ぶどう膜炎だけでなく、 網膜裂孔、網膜剥離、黄斑疾患、 網膜血管障害、視神経疾患などでも起こります。

目の前側だけで判断せず、 必要に応じて散瞳眼底検査、 眼底写真、OCT、視野検査などを行います。

EXAMINATION

ぶどう膜炎で行う主な検査

すべての患者さんに同じ検査を行うのではなく、 炎症の場所、左右差、再発歴、 全身症状、服薬、手術歴、 感染症の可能性などに応じて検査を選びます。

問診

発症時期、左右差、再発、 眼痛、飛蚊症、皮膚・口腔・関節症状、 感染歴や服薬を確認します。

眼科基本検査

視力、屈折、眼圧、 瞳孔反応などを確認します。

細隙灯顕微鏡検査

角膜、前房、虹彩、水晶体、 硝子体前方の炎症所見を拡大して確認します。

眼底・画像検査

散瞳眼底検査、眼底写真、OCT、 必要に応じて造影検査などを検討します。

原因検索

血液検査、胸部画像、 感染症検査、他科診察、 眼内液検査などを必要に応じて行います。

検査 確認できること 主な目的
視力・屈折検査 視力低下の程度や、 眼鏡で改善するかを確認します。 ぶどう膜炎による視機能への影響を把握します。
眼圧検査 眼圧上昇または低眼圧がないか確認します。 続発緑内障、毛様体機能低下、 ステロイド反応などを評価します。
細隙灯顕微鏡検査 前房細胞、前房フレア、 角膜後面沈着物、虹彩後癒着、 白内障などを確認します。 前部ぶどう膜炎の活動性と 合併症を評価します。
散瞳眼底検査 硝子体、網膜、黄斑、 網膜血管、脈絡膜、視神経を確認します。 網膜炎、網膜血管炎、網膜壊死、 網膜裂孔・剥離などを調べます。
OCT 網膜の断層構造、 黄斑浮腫、網膜下液などを確認します。 視力低下や物のゆがみの原因を 詳しく調べます。
眼底造影検査 網膜血管からの漏れ、 血管閉塞、脈絡膜炎症などを確認します。 網膜血管炎や病変の活動性を評価します。
血液・全身検査 自己免疫疾患、感染症、 全身炎症などの手がかりを調べます。 ぶどう膜炎の背景となる 全身疾患を検索します。
眼内液検査 ウイルス、細菌、腫瘍細胞、 炎症関連物質などを調べます。 感染性ぶどう膜炎や 眼内悪性リンパ腫などの診断に用います。

散瞳検査を受ける可能性がある方へ

ぶどう膜炎や眼底疾患の確認では、 瞳を開く散瞳検査を行うことがあります。 検査後は数時間、 かすみやまぶしさが続く場合があります。

車やバイクを運転せずに帰れる方法を ご検討ください。

TREATMENT

ぶどう膜炎の治療

治療は、炎症が起こっている場所、 感染性か非感染性か、 重症度、合併症、全身疾患の有無によって異なります。

ステロイド点眼・散瞳薬

前部ぶどう膜炎では、 炎症を抑えるステロイド点眼薬や、 虹彩後癒着を予防・解除する目的で 散瞳薬を使用することがあります。

ステロイド点眼薬は、 眼圧上昇や感染症の悪化などに注意しながら使用します。

局所注射・全身治療

眼内の炎症が強い場合や、 黄斑浮腫、後部ぶどう膜炎などでは、 目の周囲への注射、 ステロイド薬の内服・点滴などを 検討することがあります。

免疫抑制薬・生物学的製剤

再発性、難治性、両眼性、 全身性炎症疾患に伴う場合には、 免疫抑制薬や生物学的製剤が 必要になることがあります。

内科などと連携して全身状態を確認します。

感染症に対する治療

抗ウイルス薬、抗菌薬、抗真菌薬、 抗寄生虫薬などを、 原因となる病原体に応じて使用します。

感染性ぶどう膜炎では、 抗炎症治療の開始時期や量を慎重に判断します。

眼圧上昇への治療

眼圧下降点眼薬、内服薬などで眼圧を下げます。 眼圧が十分に下がらない場合には、 病状に応じてレーザー治療や 緑内障手術を検討することがあります。

白内障・硝子体・網膜への手術

炎症が落ち着いた後も白内障や硝子体混濁が残る場合、 白内障手術や硝子体手術を検討することがあります。

網膜裂孔・網膜剥離を伴う場合には、 網膜光凝固や網膜硝子体手術などが 必要になることがあります。

残っているステロイド点眼薬を 自己判断で使用しないでください

ステロイド薬は非感染性ぶどう膜炎に有効ですが、 ヘルペス性角膜炎、細菌性角膜炎、 真菌感染症などを悪化させることがあります。

また、長期使用によって眼圧上昇や白内障が 起こる場合があります。 医師の診察と指示に基づいて使用してください。

WHEN TO VISIT

受診の目安

ぶどう膜炎は再発することがあり、 症状が一度軽くなっても 炎症が残っている場合があります。

当日中の相談を考えたい症状

  • 急な視力低下
  • 飛蚊症の急な増加
  • 視野にカーテン状の影
  • 強い眼痛
  • 眼痛を伴う頭痛・吐き気
  • 手術後や注射後の痛み・かすみ

早めに検査したい症状

  • 充血が数日続く
  • 片眼だけまぶしい
  • 目の奥が重い・痛い
  • かすみが改善しない
  • 飛蚊症を繰り返す
  • 物がゆがんで見える

診察時に伝えていただきたいこと

  • いつから症状が始まったか
  • 片眼か両眼か
  • 過去にも同じ症状があったか
  • 目の手術・注射・外傷歴
  • 関節痛、皮疹、口内炎などの全身症状
  • 使用中の点眼薬・内服薬
FAQ

ぶどう膜炎についてよくある質問

ぶどう膜炎で白内障になることはありますか?

あります。 眼内の炎症が長く続く場合や 再発を繰り返す場合、 治療に用いるステロイド薬の影響などにより、 白内障が進むことがあります。

手術を検討する際は、 炎症が落ち着いているか、 黄斑、網膜、視神経に別の問題がないかを 確認します。

ぶどう膜炎で硝子体が濁ることはありますか?

あります。 炎症細胞や蛋白成分が硝子体に増えると、 霧や煙がかかったように見えたり、 飛蚊症が増えたりします。

混濁の原因や程度によっては、 炎症を抑える治療だけでなく、 硝子体手術を検討する場合があります。

ぶどう膜炎で眼圧が上がることはありますか?

炎症によって房水の流れが悪くなる場合、 虹彩が癒着する場合、 ステロイド薬への反応などにより、 眼圧が上昇することがあります。

高い眼圧が続くと視神経が障害され、 元に戻らない視野障害につながることがあるため、 眼圧、OCT、視野検査などで確認します。

急性網膜壊死とは何ですか?

主にヘルペスウイルスによって、 網膜に急速な炎症と壊死が起こる 感染性ぶどう膜炎です。

視力低下、飛蚊症、眼痛、充血、 視野の影などが現れ、 網膜剥離を合併することがあります。 早期の診断と抗ウイルス治療が重要です。

ぶどう膜炎の原因は必ず分かりますか?

検査を行っても、 原因を特定できない場合があります。

ただし、感染症、自己免疫疾患、 眼内悪性リンパ腫など、 治療方針が大きく異なる病気を 見逃さないことが重要です。

ぶどう膜炎は目薬だけで治りますか?

前部ぶどう膜炎では、 点眼治療が中心となる場合があります。

後部ぶどう膜炎、感染症、 全身疾患を伴う場合や、 黄斑浮腫・眼圧上昇などを合併する場合には、 内服、注射、点滴、免疫抑制治療、 レーザー、手術などが必要になることがあります。

ぶどう膜炎は治った後も通院が必要ですか?

再発するタイプのぶどう膜炎があるため、 症状がなくなった後も 一定期間の経過観察が必要になる場合があります。

白内障、黄斑浮腫、眼圧上昇などが、 炎症が落ち着いた後に問題となることもあります。

目の赤み・痛み・急なかすみは、 原因を決めつけずご相談ください

福岡市中央区小笹の有田眼科では、 視力、眼圧、細隙灯顕微鏡、 眼底、OCT、視野検査などを組み合わせ、 目の表面から眼底まで確認します。

感染症、全身疾患、眼内腫瘍などが疑われる場合や、 入院・専門的な全身治療が必要な場合には、 高次医療機関や他科との連携を検討します。

ARITA EYE CLINIC

有田眼科 医院情報

有田眼科 有田 量一

症状、眼圧、前眼部、眼底、OCTなどを確認し、 考えられる原因と必要な治療を説明します。

医院名
有田眼科
医師名
有田 量一
住所
〒810-0033
福岡県福岡市中央区小笹2丁目2-3
電話
092-707-2132
診療案内
外来診療から日帰り手術まで幅広く対応
公式サイト
有田眼科公式ホームページ

診療時間、受付方法、 対応する検査・治療は変更される場合があります。 受診前に公式ホームページで最新情報をご確認ください。

執筆・医学的内容の確認:有田眼科 院長 有田 量一