有田眼科で白内障手術を受けた方へ
このページに記載する生活再開の内容は一般的な目安です。 実際には手術内容、目の状態、仕事や運動の内容によって変わります。有田眼科で手術を受けた方は、手術時にお渡しする説明書と診察時の個別指示を優先してください。
白内障手術は手術当日で治療が終わるわけではありません。 点眼と術後診察を続け、炎症、眼圧:目の中の圧力、角膜:黒目、眼内レンズ、網膜:モノをみるための神経などの状態を確認します。
手術当日から見え方が安定するまで
- 01
手術当日
自分で運転せず、目をこすらず、目に水を入れないようにします。処方された点眼薬は指示どおり使用します。
- 02
翌日
診察で傷口、炎症、眼圧:目の中の圧力、眼内レンズの状態などを確認します。眼帯は基本的に1日で、翌日の診察結果をみて外します。
- 03
その後
処方された点眼を続け、診察結果に合わせて生活範囲を広げます。
- 04
見え方が安定するまで
必要に応じて眼鏡、網膜:モノをみるための神経、視神経、後発白内障なども確認します。
洗顔・入浴・仕事・運転・運動の再開
旧白内障専門サイトでご案内していた生活再開の内容を、この公式ページへまとめました。再開時期は目の状態や仕事内容によって異なるため、診察時の個別指示を優先してください。
洗顔・洗髪・入浴
目に水や汚れが入らないよう、再開時期と方法を術後説明で確認します。自己判断で目の周囲を強く洗わないようにします。
仕事
仕事内容、目の回復、粉じんや水に触れる環境などを確認して再開時期を決めます。身体を強く使う仕事では特に確認が必要です。
運転
視力だけでなく、左右差、距離感、夜間の見え方なども確認して再開を判断します。手術当日は運転できません。
運動・趣味
運動強度、目への衝撃、水濡れの可能性などを踏まえて再開時期を確認します。
飲酒・旅行
術後経過や移動距離などによって判断が変わるため、予定がある場合は診察時に確認してください。
化粧
目の周囲を触ることや化粧品が目に入ることを避ける必要があります。再開時期は術後の状態に合わせて確認します。
生活再開について
「何日後なら必ず大丈夫」という一律の基準ではなく、手術内容と術後の診察結果をみて判断します。
術後点眼は自己判断で中止しないでください
術後の点眼は、感染を予防し、炎症を抑え、目の回復を助けるために行います。見え方が良くなっていても、医師の指示がある期間は続けてください。
手を清潔にする
石けんで手を洗い、点眼容器の先を目やまつ毛につけないようにします。
1回1滴
あふれた分は清潔なティッシュで軽く押さえます。
複数の点眼は指示どおり
順番や間隔は処方時の説明に従います。
自己判断で中止しない
見え方がよくても、種類・回数・終了時期は診察結果をみながら決めます。
白内障手術後の合併症と有田眼科の対応
白内障手術後に異常が起こった場合は、早く原因を確認し、必要な治療につなげることが重要です。有田眼科では、術後の見えにくさや合併症について検査から治療まで対応しています。
術後黄斑浮腫
一度見え方が良くなったあとに中心部がかすむ、文字がゆがむ、視力回復が遅い場合などに確認します。
- OCT・眼底検査
- 点眼治療
- 眼周囲注射・眼内注射
- 必要に応じて硝子体手術
術後感染症
急な視力低下、強い眼痛、充血の悪化、目やに、強いまぶしさなどがある場合は迅速な確認が必要です。
- 眼内状態の確認
- 抗菌薬治療
- 眼内注射
- 必要に応じて硝子体手術
眼内レンズのずれ・脱臼
急なかすみ、片眼で物が二重にみえる、姿勢で見え方が変わる場合などに位置を確認します。
- 眼内レンズ位置の確認
- 整復・固定・交換
- 必要に応じて硝子体手術
網膜剥離
飛蚊症の急増、光が走る、視野に黒い影やカーテンのようなものがみえる場合は早めの眼底検査が必要です。
- 散瞳眼底検査
- 網膜裂孔へのレーザー治療
- 必要に応じて硝子体手術
続発緑内障
術後の炎症やステロイドへの反応などで眼圧:目の中の圧力が上がる場合があります。自覚症状が少ないこともあるため術後診察が重要です。
- 眼圧と原因の確認
- 点眼・内服
- レーザー治療
- 必要に応じて緑内障手術
手術後まで継続して診療します。 術後の見え方が回復しにくい場合や、時間が経ってから異常が生じた場合も、OCT・眼底検査、点眼・内服、注射、レーザー、硝子体手術、眼内レンズ再手術、緑内障手術などを状態に応じて検討します。
白内障手術後も見えにくい場合
白内障手術で水晶体の濁りを取り除いても、見え方は角膜:黒目、網膜:モノをみるための神経、視神経、眼内レンズの度数などの影響を受けます。手術後の見えにくさが、すべて白内障手術の失敗を意味するわけではありません。
手術直後〜数週間
- 角膜:黒目のむくみ
- 眼内の炎症
- ドライアイ
- 残った近視・遠視・乱視
- 黄斑部のむくみ
- 片眼手術後の左右差
数か月〜数年後
- 後発白内障
- 黄斑・網膜の病気
- 緑内障による視神経障害
- 網膜裂孔・網膜剥離
- 眼内レンズ位置の問題
白内障そのものが再発するわけではありません。 手術後に眼内レンズを支える袋が濁る「後発白内障」により、数か月〜数年後に再びかすみやまぶしさが出る場合があります。
関連する説明
後発白内障について確認するよく見えていても術後診察は必要です
術後診察では視力だけでなく、傷口、角膜:黒目のむくみ、眼内の炎症、眼圧:目の中の圧力、眼内レンズの位置、網膜:モノをみるための神経の状態などを確認します。
自覚症状がない変化を確認
炎症や眼圧上昇などは、症状が少ない場合があります。
点眼を調整
種類・回数・終了時期は診察結果をみながら決めます。
生活再開を判断
仕事・運転・運動などを再開できるか確認します。
長期的な目の病気を確認
後発白内障、緑内障、網膜疾患なども必要に応じて確認します。
術後診察について
見え方が良くても、指定された術後診察日は受診してください。 点眼の中止や通院間隔の変更は、診察結果を確認して決めます。
白内障手術と術後の診療について
有田眼科の白内障手術
日帰り白内障手術、麻酔・鎮静、眼内レンズ、VERION、合併症への対応などは白内障手術ページでご案内しています。